木造住宅で白蟻対策【薬剤を使用したシロアリ駆除で家を守る】

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木造住宅でも安心のシロアリ駆除法はどれ?

木造住宅の家は白蟻被害が多発しやすいので駆除業者では、薬剤を使用してシロアリ駆除を行ないます。床下から侵入してくるため、床下に薬剤を散布するはずです。薬剤によっては住環境に影響が出る可能性があり、安全に生活するためにもシロアリ駆除に使う薬剤の違いを把握するようにしましょう。

2つに分かれる駆除剤

ホウ酸塩系
自然の鉱物に含まれている薬剤で、温度が高い所でも効果を持続させる効果があります。ホウ酸塩系は不揮発性なので散布してから30年以上効果が持続し、長期間の予防に繋がるのです。室内に散布しても健康被害が起きないメリットがあります。
有機系
その名前の通り有機合成物質に含まれる薬剤です。効果は5年程で切れますから定期的に白蟻防除が必要になります。室内の温度で蒸発しますし、分解されてしまうので室内の駆除には向いていないでしょう。効果が強く、赤ちゃんや幼児には悪影響があり健康に問題が起こる可能性があります。

揮発性がないので木造住宅でも安心!ホウ酸塩とは

シロアリ駆除で使用されるホウ酸塩のホウ素は、海水や温泉などの水にも含まれており、目薬やコンタクトレンズの保存にも使用されている害のない物質です。
体内に多く入っても、腎臓がすぐに体外に排出することによって健康被害は起きません。シロアリにはホウ酸塩を除去することができず、体内に蓄積することで駆除することができるのです。

住宅とシロアリ

シロアリ駆除剤は時代と共に変化している

昔の木造住宅で使用している木材には、ホルムアルデヒドという化学物質が含まれていることが多いです。この物質のせいでシックハウス症候群を引き起こすといわれていて、健康被害が起きていたのです。また、シロアリ駆除で使用されている駆除剤にはクロルピリホスという毒性が強い成分が含まれています。様々な健康被害が起きるため、駆除剤の改善を行なわれるようになったのです。

シロアリ駆除剤の歴史

昭和30年代~昭和60年代
この時代では、クロルデンや有機リン剤が含まれている駆除剤が使用され、高い効果があって再発防止の働きも持っていたのです。ですが、この駆除剤には成分が分解されにくいということで使用禁止になりました。新しくクロルピリホスが駆除で使用されましたが、今度はシックハウス症候群を発症してしまうということ事件が新聞で大きく取り上げられたのです。
平成2年~平成10年
クロルピリホスは有機リン酸系薬剤で安全面に問題があるということで、2000年に社団法人しろあり協会が自主規制を行なって3年後に使用の禁止になったのです。その後はピレスロイド系の薬剤が市場で出回って、その後にベイト工法という薬剤を使わない駆除法が導入されます。それ以降は健康のための天然系薬剤が出回るようになり、健康被害が減少するようになったのです。
業者の駆除作業